蛇尾丸 (ざびまる)とは？阿散井恋次の斬魄刀の始解
蛇尾丸 (ざびまる)は、物語の序盤から登場した恋次の斬魄刀の始解です。一護は蛇尾丸を操る恋次と戦う事で斬魄刀にそれぞれ名前があり、それが死神ごとの霊力の姿である事を知ります。
死神と斬魄刀の関係性を読者が知るキッカケになった重要なキャラであり斬魄刀と言えます。
蛇尾丸の見た目は刃に節が付いている蛇腹剣です。近接時はそのままの形ですが伸縮可能で刀身が伸びる事により遠距離での攻撃が可能。
蛇尾丸 (ざびまる)の解号は？
解号は「咆えろ(ほえろ)蛇尾丸」。序盤は解号を口にしていた恋次ですが。一護との戦いに敗れた後、修行の末に卍解を習得し斬魄刀の名前を呼ばずに解放できるようになります。
個人的には解号から斬魄刀の能力を開放する流れが好きなので、毎回言ってほしいです笑。
蛇尾丸 (ざびまる)の能力や技
蛇尾丸は遠距離での攻撃が可能ですが伸ばした状態での攻撃回数は3回まで。その後は一度剣を縮めて戻さなければなりません。一護にその事を見抜かれ隙をつかれますが、持ち前の速さで回避して反撃。副隊長の名に恥じない強さと対応力を見せました。
その他にも、応用として十刃のザエルアポロ戦で使われた技。蛇尾丸を長く伸ばし恋次自身とザエルアポロに巻きつけます。動きを封じたその状態でゼロ距離から鬼道の赤火砲を放ちザエルアポロにダメージを与えました。自分も大きなダメージを受ける捨て身の一撃ですね。
そして切り札といえる技が狒牙絶咬（ひがぜっこう）。蛇尾丸の無数の刃が全方向から襲い掛かるという奇襲にも向いている技です。
藍染との戦いで破壊された蛇尾丸の刀身で放った技だったのですが、力の差が大きく通用しませんでした。強力な技で使用後はしばらく始解ができないリスクもあります。狒牙絶咬は、蛇尾丸自体も痛いそうです。
蛇尾丸 (ざびまる)の名勝負
蛇尾丸の名勝負と言えばやはり一護との戦いです。お互いに感情的になりながら意地と意地がぶつかった熱い戦い。
経験で勝り終始圧倒していた恋次ですが。一護の覚悟を決めた一撃が勝負を決めます。
激闘の末に敗北した恋次が恥を承知の上でルキアの救出を一護に託すシーンも印象的です。この戦いの後に恋次が本当に戦うべき相手を見定めた意味でも重要な戦いでした。
蛇尾丸 (ざびまる)の魅力
シンプルなパワー型の能力ですが、男のロマンとも言える単純にカッコイイ斬魄刀です。
この蛇尾丸の能力をベースに卍解を習得し更に強くなっていく恋次の成長を見ていくのも楽しみになります。
「咆えろ(ほえろ)蛇尾丸」という解号も、カッコいいですね。
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