逆様邪八宝塞(さかしまよこしまはっぽうふさがり)とは?
元瀞霊廷護廷十三隊五番隊隊長であり、仮面の軍勢のリーダー的存在であった平子真子の斬魄刀「逆撫」の卍解のことです。
平子は最終的には再び瀞霊廷護廷十三隊五番隊隊長になっています。
原作では披露されることなく、小説版BLEACH『BLEACH Can’t Fear Your Own World』で遂に登場しました。
解放状態になると撫子の花のような巨大な花型の台座が出現します。
斬魄刀の刀身も剣先がリング状の錫杖のような形に変化します。
逆様邪八宝塞(さかしまよこしまはっぽうふさがり)能力や技
能力は、敵と味方の認識を倒(さかさま)に逆転させることです。
撫子の花を思わせる巨大な花型の台座に平子本人が入り、後はただ敵の同士討ちを待つだけです。
京楽春水と同じ敵味方の区別なく周囲を巻き込むタイプの能力であり、多数対多数の状況で使っても味方を全滅させる恐れがあるため本編では使用されなかったようです。
平子自身もこの能力について「味方がいたら駄目、サシの勝負でも駄目、大勢の敵と自分一人でないといけない」と説明しており、「始解が強者向きで、卍解が雑魚向き」とも言っています。
1対多数でないと効果を発揮しないという癖の強烈な卍解です。
では対する始解はどのような使い方をしているのでしょうか。
始解状態では、視覚情報の逆転、つまり「相手が認識する上下左右前後見えている方向・斬られた方向の感覚を全て逆さまにすること」を用いて戦闘を行うことが多いようです。
更に相手が逆転した状態に慣れると、逆転状態のオンオフを切り替えて翻弄し、相手が対応できないようにします。
逆様邪八宝塞(さかしまよこしまはっぽうふさがり)の名勝負
平子の卍解は『BLEACH Can’t Fear Your Own World』でしか使われておりません。
なので、逆様邪八宝塞の名勝負を読むなら小説を買うほかありません。
作中では、膨大な数の敵に一人で立ち向かい、その敵を同士討ちさせることで一網打尽にしました。
逆様邪八宝塞(さかしまよこしまはっぽうふさがり)の魅力とは?
逆様邪八宝塞は決して使い勝手のよい卍解ではありません。
相手の認識に干渉するとするならば、やはり藍染惣右介の鏡花水月のほうが格段に使い勝手がよく、能力もバリエーションが豊富でしょう。
では、逆様邪八宝塞の魅力とはなんでしょうか。
それは平子真子というキャラクターを引き立たせる、個性が強い能力と、見た目の美しさではないでしょうか。
逆撫は平子曰く「性格は嘘ばかり吐く性悪な斬魄刀」だそうで、その真実を見抜くことで、屈服に成功した経緯があります。
斬魄刀は持ち主にどこかにいるところがあったり、はたまた逆の性質をもっていたりと様々ですが、つかみ所が無く飄々とした態度で振る舞いを見せ関西弁で喋る平子というキャラクターには、逆撫のような個性が強い斬魄刀がぴったりだと思います。
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