艶羅鏡典(えんらきょうてん)とは?綱彌代時灘が使用する斬魄刀

艶羅鏡典(えんらきょうてん)とは?

小説版のBLEACH「BLEACH Can’t Fear Your Own Wold」に登場する、「綱彌代 時灘」が使用する斬魄刀の名前です。

艶羅鏡典は「綱彌代家」に伝わる世界最古の斬魄刀と言われています。

艶羅鏡典(えんらきょうてん)の解号

解号は「四海啜りて天涯纏い、万象等しく写し削らん~」です。

今までは偽の名前である「九天鏡谷」として、封印していた綱彌代家に代々伝わる斬魄刀です。

基本斬魄刀は刀身があるのが普通なのですが、この艶羅鏡典には刀身が存在しません。

始解の瞬間は刀身が光り輝き、解放後は刃の存在しない柄と鍔だけの状態となります。

艶羅鏡典(えんらきょうてん)能力や技

その能力は他者の斬魄刀の力を自在に模倣できてしまうという、驚きの能力です。

ただし、模倣は始解までしかできないようです。

ですが、最初に艶羅鏡典を解放してしまえば、その後は模倣する斬魄刀の解号などは唱える必要がなく、即座に刃が顕現する形で何度でも使えるようになります。

そして、この艶羅鏡典の恐ろしいところは、同時に複数の斬魄刀の始解能力を使えてしまうということです。

小説内では「侘助」「瓠丸」「餓樂廻廊」「千本桜」「土鯰」「灰猫」「流刃若火」「金沙羅」「鏡花水月」「神槍」「氷輪丸」「天譴」「清虫」「斬月」「瑠璃色孔雀」「五形頭」を模倣しております。

ただし、このチートのような能力も欠点があります。

あくまで始解を操るのは時灘本人であるため、威力や性能も時灘の霊圧に左右されるという点です。

艶羅鏡典(えんらきょうてん)の名勝負

小説内の終盤でおこる、時灘と混成部隊との戦いではないで、始解した時灘は、多種多様な始解能力を持って京楽達を翻弄した挙句、その後駆けつけてきた破面、滅却師混成部隊を含む、その場の敵全てに対し「鏡花水月」の始解を見せることに成功します。

同士討ちを恐れて手が止まった隙をついて痛めつけていると、そこへ握菱鉄裁の手引きで叫谷へやってきた檜佐木副隊長が現れます。

唯一鏡花水月にかかっていない檜佐木は京楽によって影の中に隠されて、状況を知ります。

鏡花水月の始解を見ないよう目を閉じた状態の檜佐木が霊圧感知で時灘を捉え、それを頼りに京楽が時灘に攻撃を仕掛けるも失敗してしまいます。

完全催眠を使える鏡花水月を模倣した艶羅鏡典を巧みに使った戦闘といえましょう。

艶羅鏡典(えんらきょうてん)の魅力とは?

その魅力はやはり、なんでもありの最強の斬魄刀というところではないでしょうか。

霊圧や熟練度は持ち主より劣るところがあるかもしれませんが、さまざまな斬魄刀の始解を使えるというのはやはり魅力的です。

もし、斬魄刀を一つ持てるとしたら何が良いか、という質問をされたとしたら、艶羅鏡典と答える人も多いのではないでしょうか。

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