六車 拳西（むぐるま けんせい）とは？
仮面の軍勢の一人である彼の見た目は、銀色の短髪で筋肉質の目つきが悪く、左耳に三つ、左眉に一つピアスをしている姿は少し威圧的です。
元々は護廷十三隊九番隊隊長であり、副官である白に対して怒りが募るたびに他の席官に抑えられていたほど短気な性格のようです。101年前での流魂街魂魄消失案件においては九番隊上位席官からなる小隊「六車特攻隊」を組んでおり、調査の途中で幼少の頃の檜佐木を虚から救ったことがあります。
この際に胸の「69」の刺青を見られたことから拳西に憧れた檜佐木が将来顔に同じ刺青を掘ったようです。ちなみに「69」の意味は、「六」車「九」番隊ということらしいです。
藍染との決戦後、九番隊隊長に復帰しています。
六車 拳西（むぐるま けんせい）の強さは？
彼の斬魄刀は「断風（たちかぜ）」といい、解号は 「吹っ飛ばせ」です。能力解放と共に風を纏い、コンバットナイフのような形状に変化します。その結果、リーチが著しく縮んでしまったようにも見えますが、この斬魄刀の能力は「太刀筋を炸裂させる」というものであり、遠距離からでも斬魄刀を振るった剣閃の延長線上の敵を切断、炸裂させることができるため射程距離は大きく伸びています。
卍解は『鐵拳断風（てっけんたちかぜ）』といい、能力解放と共に握り懐剣状に変化し、両腕が装甲の様なもので覆われます。その姿は風神の羽衣を思わせます。
始解による炸裂の威力が拳に込められており、拳が触れてる間は炸裂能力が無限に叩き込まれ続けます。
卍解そのものの耐久力も高いことが、まさに拳で戦う男という感じで勇ましいですね。
破面篇での対「ワンダーワイス」戦では、その戦闘が描写されず威力も不明でした。
血戦篇で使用された際には最初に拳が敵に触れた瞬間の時点で拳西と敵の周囲の地形が大きく弾け飛ぶという絶大な威力を見せつけました。
六車 拳西（むぐるま けんせい）の名勝負
拳西に目立った戦闘シーンは残念ながらありません。描写がすぐに終わってしまったり、彼と戦っていたはずの敵が話中に登場し直しても拳西は登場しなかったりなど、ファンの中ではネタとされている部分もあります。
ですが、仮面軍団としての過去編にて、魂魄消失案件の首謀者を瀞霊廷を狙う敵と見なし、瀞霊廷に辿り着く前に迎撃せんと流魂街で野営を張ります。その最中に急襲を受け、部下を護るために天幕の外に躍り出るも、敵の正体はその部下である東仙であったため、背後から斬魄刀で胴を貫かれ敗北してしまいます。
そのまま白とともに藍染達から虚化の処置を施され、理性を失った化け物と化して平子達に襲い掛かるシーンは印象的です。
六車 拳西（むぐるま けんせいの魅力）
勇ましく、少し不良のお兄さんのような男らしい拳西ですが、その強面な姿からは想像し難いギャップがあります。仲間想いであることや料理が意外と上手である点なんかが魅力ですよね。
声優も杉田智和さんということもあり、コアなファンは多いと思われます。
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